ヘルトウクンというボードゲームについて

この前のゲームマーケットで、海猫沢めろんさんとツムキキョウさん、クリハラタカシさんとで作られた「ヘルトウクン」というゲームが発売されました。クリハラさんは大学の同期（科違うけど）で、アックスなどの漫画や塊魂というゲームのアニメーション画でおなじみの方。高山の本の表紙も描いていただいたことがあります。

とても面白いので、一銭にもなりませんがダイレクトマーケティングがてらやり方をご説明します。とはいえあくまでユーザーレビューの域を出ないものであることはご了承くださいませ。

このゲームは、「ヘルトウクン」という、ドイツゲーム大賞を馬鹿に（いやこれはきっとリスペクト）したようなビジュアルの巨大ロボを操って街を破壊するゲーム、なんですが、マッドな博士のイタズラで悪の組織の２団体に同じロボのリモコンが渡っていて、操作がうまいことできないので、街に隠された相手の基地を破壊しましょう、ってな体で進みます。そしてなぜか両団体とも自分の基地の場所が解りません。リアリティショーの参加者みたいにアイマスクで連れてこられたのでしょうか。

この顛末については私の書くより何億倍も明快かつ愉快にこちらに書いてあります。

ヘルトウクンは二人対戦ゲームです。テイストとしてはバトルシップやマインスイーパー、ヌメロンやドメモにも近いかもしれません。

【勝利条件】

＠街中に四か所ある相手の基地を一定値まで破壊する ＠同じく街中に四か所ある自分の基地の座標番号（セキュリティコード）を解読する

のどちらかです。攻撃方法や手番については下に詳述します。

【配置】 この形が現状ベストっぽいです。

１.リモコンカード 上下左右ではなくて東西南北でロボを操作するので、街ボードの東西南北に合わせて配置するのがベターと思います。

２.基地カード＆トークン 片側４枚ずつ配布した基地番号の振ってあるカードを持ちます。基地カードは01-25まで1枚ずつ。相手の基地を攻撃しつつ、自分の番号を推理します。

３.アクションカード ロボットの攻撃の種類を決定します。

４.メモ 推理や攻撃に必須。相手に見られないように注意

５.街ボード ロボを移動させつつ攻撃範囲を決める街の地図。それぞれの基地もこの中にあります。

６.サイコロ 攻撃の数値はさいころの出目で決めます。箱のフタで転がすのがおすすめ

【スタート前の準備】

相手の基地の番号を見てメモしておきます。これが街の地図の番号と対応しています。どこにダメージが入ったかも申請するので順番も把握しましょう。自分の基地の番号は見ません。

メモはこんな感じに折って、相手に見られないようにしておきます。

基地カードは伏せて置き、その上に一枚につき４個づつトークンを載せます。これが基地の耐久度。

先攻プレイヤーが決まったら、後攻プレイヤーが街ボードの任意のマスにロボットのトークンを置いて、ゲームスタートです。最初のターンは下記手番の流れの手順４からスタートです

【手番の流れ】

１.パスワードの入力（※これは二巡目からになります） 自分の基地の番号が解ったら、自分のターンのここで宣言します。パスコードなので４つを順番に入力しましょう。ここで当てることができたらあてたほうの勝利です。（４枚全部を一気に当てます。一部あっていても一部だけがあっていなくても、それを相手は言う必要はありません）宣言しない場合はパスして手番２に移ります。ただし宣言は１巡に一回、１ゲームで二回まで。なので、二回間違えたらもう入力ができません。ひたすら相手の基地を殴りましょう。

２.ロボを三マス移動させる。

同じ方向でなくてもＯＫ。戻ってもＯＫ。エリアの外に行ったら反対側へワープします。