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ジェミシン氏とのやりとり




WIRED30周年記念号 の企画のひとつで、『第五の季節』などで知られるアメリカのスぺキュレイティブフィクション・ファンタジー作家のN.K.ジェミシン氏と、メールによる往復書簡というかたちでやり取りをさせていただきました。






長編の作家でありつつ、自身はフェミニスト、さらにはブロガーとして活躍している女性であり、もちろん私のほうからは日本語でトランスレイターを介してのやり取りなので、いつものお仕事とは別の緊張感を抱えることになったわけですが、彼女の明るさや強さというものは様々なネガティブな事象を描きながらもああいったストーリーテリングになっていくひとつの重要な要素なのだ、というのがとてもなんというか、腑に落ちたというか。




 今現在、彼女の最新の邦訳として「ナイトランド・クォータリーvol.33」に、短編「レキシントン通りの川岸で」(訳:貝光脩)が掲載されています。短編ながら、大きな不穏とそれでもほのかな光とか強さに満ちたもので、ジェミシン作品の魅力があの枚数に詰まっているように思います。


そしてこのイラスト!なんだかメールでのやり取りではあるんだけど、あの明るくてエッジのある彼女の言葉をまるでカフェで向かい合って聞いているような、そんな嬉しい気持ちになりました。嬉しいなー。



この号ではさらにテッド・チャン氏への質問状の一部で問いを投げかけさせていただいています。ここでもトランスレイター越しでもどかしい!ていうか自分が英語喋れや!


ちなみに高山、ド近眼のせいかなかなか遠視にならないので文字の小ささはあんまり気にならないんですけど、わりと親族友人に見せると「この雑誌の文字小さい」って言われるので、活字のサイズでリーダビリティがアレな方は電子版お勧めです。タブレットやモニターで拡大し放題なので。







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