台湾の本が出ます
台湾についてとんでもないエキスパートの池澤春菜さんと共著で、台湾の本を出させていただきます。
小説本ではないですが、旅人としてのエッセイというか、旅行記というか、ガイドブックというか、というような感じの造りになっているかと思います。
こんな時期に、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、こんなときだから、家に居ながら、あの暖かい空気の中の街をちょっとでも楽しめるように。台湾の文化や、様々な表現活動をする人から聞いたいろんな話を含めた記事になっているので、この騒ぎが済んで旅行に行けるようになったなら、いつもよりもうちょっといろんなバックボーンを知りながら見て楽しむことができるように、なるべく当時(刊行が決まった去年)の予定どおり発売できるように頑張っています。
正直なところ、日本のスタッフのかたももちろん、台湾のほうで動いてくださっているコーディネーターのかたも、今、本当に大変な中だと思います。ありがたいことです。もちろん、私も頑張ります。
春菜さんはご飯やお茶、映画などについて。高山はギャラリーや博物館、書店について、それぞれを案内する、という感じの構成になっています。
アニメ映画「幸福路のチー」の監督、宋欣穎さんに話をきいたり
台湾のギャラリーの人や、若手のアーティストに話をきいたり
茶器や茶菓子を作ったり、茶文化について話をきいたり
書店の店主さんやリトルプレスのかたに話をきいたり
台湾の民族、戦後のこと、いろいろ。
それを研究者ではない自分が考えて、調べて、感じたことなので、決して難しいものではないと思います。嘘はないように、きいたことを書いていったつもりです。
(取材時、年明けで台湾選挙の直後だったので、話に政治関連のことが多かったのはあるかもしれません、内容はそういう部分はあまりないかも)
また今後、そういう文章を書くことができたら嬉しいなあ、とも思っています。
まずはこれが売れるかどうかってところでしょうけれど。わはは。
よろしくお願い申し上げます。
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