解説を書かせていただきました

浅生鴨氏のインディペンデント出版、ネコノス文庫さんから出た、北野勇作氏のシリーズ百字劇場のうちの一冊、ありふれた金庫の解説を書かせていただきました。幸せなお仕事だ！

書いたものとかぶりすぎないように言うと、この百文字という身体性？こう、読んでちょうどこの位、とか、視界にこのくらいで入ってくる、とかそういうものと、北野氏の一連の、たとえば演劇とか朗読とか落語とか、あらゆる表現というものがすごく合っているんだろうと思うわけです。

これはたぶん、私がやっても違うものだし、ショートショート課題で書く、というのともちょっと違ってきそうだし。いやあ、このすばらしさを言葉にすると難しいんですけれども、難しいからこそ、これだけの数書かれるものなのだとも思うんです。

良さを数語で言いきれたら、こんなに書く必要ないですもんね。良さの必然が、これだけの作品数になるんだなあと。

独立系書店さんや通販では手に入りやすいですけれど、もちろん書店さんでも注文できると思います。いま生きている現実に、ちょっとすごいレイヤーをかけてみる体験をどうぞ。